卓育とは

人とのつながりが希薄な現代、心のコミュニケーションが求められています。
みんなで囲む食卓の楽しさ、食文化、感性、思いやり、もてなしの心。
それが私たちの提唱する「卓育」です。

いっしょに食べよう

日本では今、家族みんなで食卓を囲むことが大変少なくなりました。
食卓を囲む家族団欒の中には、単に食事を摂るだけでなく、子供の成長に役立つ大切な要素がたくさんあるのです。
「食卓は人を育てる」といわれてきましたが、現在では家族揃って食事をすることが少なくなり、逆に「食卓は個(自分勝手)を放任する場」になってしまいました。

私たちはもう一度、家庭の食卓を見つめ直し、できるだけみんなで食卓を囲み、「食卓こそ人が育つ場」であること「食卓は人を育てる」ことを信じ「卓育」という言葉を作り、様々な活動を続けています。

食卓を通して、
私たちの育てていきたいことを
10のキーワードにしました。

清潔にしましょう

清潔にしましょう

「いただきます」の前に、手を洗い、うがいをしましょう。テーブルもきれいにすると食事もおいしくなります。

楽しいね

楽しいね

会話を楽しみながら食事をしましょう。コミュニケーション力が身につき、食事がもっとおいしくなります。

感謝の気持ち

感謝の気持ち

「いただきます」「ごちそうさま」をありがとうの気持ちをこめて元気に言いましょう。命の大切さ、モノを大事にする心を養います。

おもしろいね

おもしろいね

四季の行事やしきたりなどを伝えていきましょう。伝統食から日本の文化を知ることができます。

おいしいね

おいしいね

五感を使って、おいしさを覚えましょう。 季節を感じながら、おいしく食べることを大切にしましょう。

うれしいな

うれしいな

誕生日や家族の記念日にはみんなでお祝いの食卓を囲みましょう。家族の絆が深まります。

きれいだね

きれいだね

食材の色や盛り付けはとても大切です。テーブルにお花をかざると食事がもっと楽しくなります。

大きくなったよ

大きくなったよ

家族で囲む食卓は、いろんな世代が集い、大人の話をとおして、社会のあり方を知る機会でもあります。

上手でしょう

上手でしょう

お箸を上手に使うことなど食事のマナーを覚えましょう。食品選びや料理、配膳のお手伝いをしましょう。

おもてなしの気持ち

おもてなしの気持ち

大切な人をお招きして、食卓を囲むことにより、気づかい、心配りができ、おもいやりの心が育まれます。

現代日本における
「卓育」の役割

現代日本の食卓

個食 家族で同じ食卓を囲んでも、好き勝手にバラバラな食事内容を許す
粉食 パンや麺類など粉製品だけしか食べない
濃食 調理済み加工食品やマヨネーズ・ケチャップなどをかけて、味を濃くしないと不満
小食 いつも食欲がなく、食べる量が少ない
固食 自分の好きなものだけ同じように固定的に食べる
弧食 家族が揃わず、(親が不在で)一人での食事

『服部幸應食育ブック』2003年3月より

心配される問題

  • バラバラが当たり前
  • 協調性・マナー・社会性が育たない
  • 好き嫌いの放置
  • 栄養の偏りと不足、発育不全
  • 味覚障害、生活習慣病、肥満児
  • 日本の伝統的主食のお米ばなれ

卓育の役割

人と人とのつながりが希薄となり、家族がバラバラで食事をするコ食の時代において、われわれ食空間コーディネート協会は、食育基本法(2005年制定)の柱の一つである「食事の機会に食卓の環境を整え、躾を行う」に着目し、食卓は最高の学習の場と考え、「家庭における共食を通じた子どもへの食育の推進」を基本的なコンセプトとして、"卓育"のさまざまな活動に取り組んでいます。

食卓を整え、みんなで食卓を囲むことで、会話を楽しみ、食への感謝、思いやりの心、世代を越えた人とのつながりなど、人の心が豊かに育まれる『卓育のちから』を皆さんにお伝えしてまいります。

運営・お問い合わせ先

NPO法人食空間コーディネート協会
〒103-004 
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Tel. 03-5822-1090Fax.03-5822-1093